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『レッドブル』

シュワルツネッガー。

ウォルター・ヒル

先日観た『ラストスタンド』と今度公開する『バレット』に合わせて。

何本か見ているんだけど、ウォルター・ヒルの映画を観ていると銃撃戦はやっぱり編集が大事だし、音で繋がないと間に合わないよなと感じさせる。

音に画面が追いつかないくらい……思いついたので言えば『パニッシャー:ウォーゾーン』のくらい勢いあまった編集で良い。この作品も銃撃戦だけ見て返却しているので、ずいぶんひどい扱いだと思った。

シュワルツネガーをロシア人にして演技させないというのは笑った。コメディ部分はそれなりに出来ていて、こっち方向に突き進んだほうが良かったんじゃないか。

 

別の話になるが、ネットで銃撃戦の動画などあさってみるとマイケル・マンが音で繋ぐタイプではないのに驚いた。例えばパニッシャーは「撃つカット」「撃たれるカット」の間隔を早く短くし、カットをまたぐ銃声が2つのカット間の連鎖をより強め、銃弾の早さ、強さを感じさせる画面作りが多い。パニッシャーの撃った弾丸が、相手にそのまま当たっているように編集されている。もちろんマイケル・マンも音での繋ぎは当たり前にやってはいるのだけど、「撃つカット」「撃たれるカット」というイメージの連鎖で繋いでいるカットが多く見られ、撃った側と撃たれた側が密接にはつながっていなかった。

そういうカットはワンカットで撮ったりするのもそれなりに見られ、なるほどなんて思ったり。

2カットに分けたほうがタイミングはいじり易いかな。

そういえば早いガンアクションでもう一人思い浮かんだのはピエール・モレルで『96時間』なんかやったりしているんだが、彼のアクションは良く分からないアクション・リアクションを半端なタイミングで切ったりする。音の連鎖で画面は保たれるし、実にスピーディなアクションだなあと思った。切るのが早すぎて個人的にはもったいないと思ったし、情緒的なものを失ったような気もするが、状況の速さ、猥雑さを伝えるにはかなり良いしタルくもならない。

カットを重ねる銃撃戦ということならばやはり『ボーン』シリーズを見返さなくてはならないだろうし、モレルの『パリより愛をこめて』も見てないし、マンだってぶっちゃけそんな見てないしで、なんだ結局自分の不勉強を恥じるいつものパターンである。