読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『96時間』

監督 ピエール・モレル

出演 リーアム・ニーソン

アカデミーノミネート俳優であるリーアム・ニーソンがセガール並みの無双ぶりを見せる痛快アクション物である。

セガールとの違いはやはりその表情か。いつも不安気な顔をしているのに、娘に愛してると言われた時の彼の笑顔……キュートなオッサンだわ。

アクションのキレも相当で、カットあそこまでガチャガチャ割らなくてもよいのでは、と思う。

内容は本編93分に余すところ無く詰め込みましたという感じで、親父が動き出してからはほぼ弛緩なく最後まで突っ走る。 同じくノンストップアクション映画である昨日の『アンストッパブル』は、本作と比較するとしっかりと典型を踏んでいて、アクションが一息ついたところでドラマ部分や論理的な筋書きを展開している。 本作は緩急の緩、押井さんで言うところのダレ場をほとんど排していていて、多くのハリウッドアクション映画の構成に類しないところだろう。どちらが良いというわけではないが。